专利摘要:
試料における化合物を分析するシステムおよび方法。一実施形態において、本技術は、試料を分析する方法に関し、方法は、試料からイオンを放射することと、少なくとも1つの指定されたトリガイオンに対して放射されたイオンに選択可能にフィルタをかけることと、指定されたトリガイオンをフラグメント化することと、指定されたトリガイオンフラグメントに対して走査することと、指定されたトリガイオンフラグメントを検出すると、少なくとも1つの確認イオンフラグメントに対して走査することとを包含する。
公开号:JP2011514642A
申请号:JP2011500017
申请日:2009-03-12
公开日:2011-05-06
发明作者:ニック ブルームフィールド,;クリス;エム. ロック,
申请人:ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド;
IPC主号:H01J49-42
专利说明:

[0001] (分野)
本出願は、概して質量分析法の分野に関する。]
背景技術

[0002] (背景)
物質の組成を決定するための物質の分析は、毒物学、犯罪科学および環境試験ならびに食品および薬品の研究を含む多くの用途に必要であり得る。しばしば、分析されるべき試料は、関心のある多数の異なる検体の存在に対して分析される。そのような試料は、例えば被験者からとられた体液の形態であり得、その流体は、しばしば関心のある薬品代謝物と被験者からの無関係の内生イオンとの両方含む。複合の物質から関心のある多数の検体の有無を正しく決定することは、困難であり、時間の掛かることであり得る。]
[0003] 試料の組成を見つけ、試料の質量スペクトルを生成するために、質量分析計がしばしば用いられる。これは、通常、試料をイオン化し、異なる質量のイオンを分離し、そしてイオンフラックスの強度を測定することによるイオンの相対的存在度を記録することによって、達成される。例えば、飛行時間質量分析計を用いて、イオンは所定の飛行経路を進むようにパルス化される。イオンは次いで、その後検出器によって記録される。イオンが検出器に到着するのに要する時間量、すなわち「飛行時間」は、イオンの質量/電荷数、すなわちm/zを計算するために用いられ得る。]
[0004] (イオンの前駆体質量の他に)さらなる情報は次いで、衝突セル(または他の手段)においてCID(衝突誘導解離)によってイオンをフラグメント化することによって得られ得、MSMSスペクトルを生成し得る。MSMS機能を有するほとんどの器具において、質量スペクトルを生成し、前駆イオンを選択し、MSMS(質量スペクトル/質量スペクトル)スペクトルを生成するプロセスは、自動モードで実行され得る。この獲得のモードは、しばしば、情報依存獲得(Information Dependant Acquisition)(IDA)またはデータ依存実験(Data Dependant Experiment)(DDE)と呼ばれる。]
[0005] 液体クロマトグラフなどのクロマトグラフ装置は、ある時間の期間にわたり試料から質量分析計にイオンを溶離するかまたは放出するために用いられ得る。複数の反応モニタリング(MRM)または他の分布分析技術および再帰的技術は、質量分析計によって受け取られるイオンを分析するために用いられ得る。]
[0006] 以前のMRM技術は、関心のある所定の検体に対して質量分析計による繰返し周期の走査を含む。「デューティサイクル」は、質量分析計によって「反復され(cycled through)」、走査されるべき検体のリストを含む。MRM分析中、質量分析計は、デューティサイクルにおいて関心のある検体の間に等しく質量分析計の走査を分割する。その結果、そのようなデューティサイクルは、走査され得る検体の数において実用上の上限を有する。検体の数が大きくなりすぎると(例えば、いくつかの質量分析計は、許容可能データ品質を維持するために、わずか50個の関心のある検体を有することを必要とする)、各関心のある検体に利用可能な走査時間量は、正確なデータを提供するのに不十分である。]
[0007] 従って出願人は、試料からイオンを分析しそして識別するシステムおよび方法に対する必要性を認識した。]
課題を解決するための手段

[0008] (概要)
一局面において、本技術は、試料における検体を分析するシステムに関する。システムは、試料からイオンを放射するイオン源と、イオン源からイオンを受容するように適合されている質量分析計と、質量分析計に動作可能に連結された制御器であって、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、制御器と、少なくとも1つのトリガエントリを有するトリガデータセットとを備えている。本明細書において用いられるような「イオンフラグメント」は、代わりに「フラグメントイオン」と呼ばれ得ることは理解されるべきである。]
[0009] 質量分析計は、イオン源から受容されたイオンにフィルタをかける第1の質量フィルタと、第1の質量フィルタから受容されたイオンをフラグメント化するように構成されているイオンフラグメンタと、イオンフラグメンタから受容されたイオンフラグメントにフィルタをかけるように構成されている第2の質量フィルタと、第2の質量フィルタから受容されたイオンフラグメントを検出するように構成されている少なくとも1つの検出器とを含む。同様に、各トリガエントリは、指定されたトリガイオンと、指定されたトリガイオンフラグメントと、トリガ時間ウィンドウと、確認データセットとを含む。同様に、各確認データセットは、少なくとも1つの確認エントリを有し、各確認エントリは、指定された確認イオンと、指定された確認イオンフラグメントとを含む。制御器は、トリガデータセットに応答し、各トリガエントリに対するトリガ時間ウィンドウの間、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成される。さらに、検出器によって、指定されたトリガイオンフラグメントが検出されると、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている。]
[0010] システムはまた、制御器に動作可能に連結されたデータ記憶装置を含み、データ記憶装置は、検出器によって検出されたイオンフラグメントに対応するデータを格納するように構成されている。同様に、トリガデータセットは、複数のトリガエントリを備え得る。その上、少なくとも1つの確認データセットは、複数の確認エントリを備え得る。さらに、イオン源は、液体クロマトグラフを備え得る。]
[0011] 別の局面において、技術は、イオン源から放射されるイオンを分析するシステムに関する。システムは、イオン源からイオンを受容し、イオン源からのイオンにフィルタをかけるように適合されている第1の質量フィルタと、第1の質量フィルタから受容されたイオンをフラグメント化するように構成されているイオンフラグメンタと、イオンフラグメンタから受容されたイオンフラグメントにフィルタをかけるように構成されている第2の質量フィルタと、第2の質量フィルタから受容されたイオンフラグメントを検出するように構成されている検出器とを備えている。システムはまた、第1および第2の質量フィルタ、フラグメンタおよび検出器に動作可能に連結された制御器であって、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、制御器と、少なくとも1つのトリガエントリを有するトリガデータセットと、各トリガエントリのための確認データセットとを含む。各トリガエントリは、指定されたトリガイオンと、指定されたトリガイオンフラグメントと、トリガ時間ウィンドウとを含む。各確認データセットは、少なくとも1つの確認エントリを有し、各確認エントリは、指定された確認イオンと、指定された確認イオンフラグメントとを含む。]
[0012] 制御器は、トリガデータセットおよび確認データセットに応答し、各トリガエントリに対するトリガ時間ウィンドウの間、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成される。検出器によって、指定されたトリガイオンフラグメントが検出されると、制御器は、第1の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンにフィルタをかけることと、第2の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている。]
[0013] システムはまた、制御器に動作可能に連結されたデータ記憶装置を備え得、データ記憶装置は、検出器によって検出されたイオンフラグメントに対応するデータを格納するように構成されている。同様に、トリガデータセットは、複数のトリガエントリを備え得る。さらに、いくつかの場合において、少なくとも1つの確認データセットは、複数の確認エントリを備えている。]
[0014] なおもさらなる局面において、本技術は、試料を分析する方法に関し、方法は、試料からイオンを放射することと、少なくとも1つの指定されたトリガイオンに対して放射されたイオンに選択可能にフィルタをかけることと、指定されたトリガイオンをフラグメント化することと、指定されたトリガイオンフラグメントに対して走査することと、指定されたトリガイオンフラグメントを検出すると、少なくとも1つの確認イオンフラグメントに対して走査することとを包含する。]
[0015] 方法はまた、指定されたトリガイオンに対応するトリガ時間ウィンドウ中に、フィルタリングと、フラグメント化と、走査と、検出および走査とを行うことを含み得る。トリガイオンが試料から放射されることが予期されるとき、トリガ時間ウィンドウは時間期間に応じて選択され得る。]
[0016] フィルタリング、フラグメント化、走査、および検出および走査は、複数のトリガ時間ウィンドウ中に複数の指定されたトリガイオンに対して行われ得、各トリガ時間ウィンドウは指定されたトリガイオンに対応し得る。対応するトリガイオンが試料から放射されることが予期されるとき、各トリガ時間ウィンドウは、時間期間に応じて選択され得る。いくつかの場合において、走査は、少なくとも2つの異なる指定されたトリガイオンフラグメントに対して実質的に同時に行なわれ得る。]
[0017] 方法は、検出された指定されたトリガイオンフラグメントおよび確認イオンフラグメントに対応するデータを含む報告を作成することをさらに包含し得る。]
[0018] いくつかの場合において、方法は、イオンを放射するために液体クロマトグラフィを用いることを含み得る。]
[0019] 別の局面において、本発明は、コンピュータ制御器を有する質量分析計に方法を行わせるように構成されるコンピュータ読み取り可能媒体に関する場合がある。]
[0020] 本発明は、以下の図面を参照して例としてここで説明され、図面において、同じ参照番号は同じ部品をいう。]
図面の簡単な説明

[0021] 図1は、本開示に従って作られた質量分析計の概略図である。
図2は、図1の質量分析計のデータ記憶装置に格納され得るようなトリガデータセットの代表的な例である。
図3Aは、図1の質量分析計のデータ記憶装置に格納され得るような第1の確認データセットの代表的な例である。
図3Bは、図1の質量分析計のデータ記憶装置に格納され得るような第2の確認データセットの代表的な例である。
図4Aは、分析中の第1の時に、本例では分析期間の最初にまたは最初の近くで、図1の質量分析計のデータ記憶装置に格納され得るようなデューティサイクルリスティングの代表的な例である。
図4Bは、図4Aのデューティサイクルリスティングが更新された後、分析中の第2の時に、図1の質量分析計のデータ記憶装置に格納され得るようなデューティサイクルリスティングの代表的な例である。
図5は、本開示に従う、化合物を分析する方法のステップを例示するフロー図である。] 図1 図2 図3A 図3B 図4A 図4B 図5
実施例

[0022] (詳細な説明)
図1を参照すると、そこに例示されているのは、本開示に従って作られ、全体的に10として参照される分析システムである。システム10は、理解されるように、好ましくは本開示に従って情報依存収集(IDA)を実行することが可能であるように構成される。] 図1
[0023] 分析システム10は、質量分析計11を含む(質量分析計11は、Applied Biosytems/MDS SCIEXによって販売される4000QTRAPLC/MS/MS Systemなどの四極ハイブリッド線形イオントラップなどのMS/MSシステムであり得る)。分析計11は、適切にプログラムされた制御器、または、RAMに格納されるか、もしくはクロックモジュール18を含み得る他の適切なコンピュータ読み取り可能媒体に格納されるプログラムされたMRMトリガエンジン14を有する中央処理装置(CPU)12を備えている。入力/出力(I/O)デバイス16(典型的には、キーボードまたは制御ボタンなどの入力構成要素16A、およびディスプレイ16Bなどの出力構成要素を含む)はまた、CPU12に動作可能に連結される。データ記憶装置17もまた好ましくは備えられる。]
[0024] システム10はまた、分析されるべき試料21から生成されるイオンを放射するように構成されるイオン源20を含む。理解されるように、イオン源20は、例えば電子衝撃化学イオン化などの連続イオン源、もしくは電界イオン化イオン源(これは、気体クロマトグラフィ源に接続して用いられ得る)、または電気噴霧もしくは大気圧化学イオン化イオン源(これは、液体クロマトグラフィ源に接続して用いられ得る)、または脱離電気噴霧イオン化(DESI)、またはレーザ脱離イオン化源であり得る。マトリックス支援レーザ脱離イオン化法(MALDI)などのレーザ脱離イオン化源は、典型的には、イオンのパルスビームが放射される一連のパルスを生成し得る。]
[0025] イオン源20はまた、当該分野において周知であるように、多極イオンガイド、リングガイド、もしくは四極質量フィルタなどのイオン質量フィルタなどのイオン伝達イオンガイド、またはイオントラッピングデバイス(図示されていない)が備えられ得る。簡潔にするために、用語イオン源20は、試料21からイオンを生成し、検出のために関心のある検体イオンを放射する構成要素を説明するために用いられた。タンデム質量フィルタとイオントラップとを有するシステムなどの他のタイプのイオン源20もまた用いられ得る。好ましいイオン源は、何回かの範囲にわたり試料21からイオンを放射して、MRMまたは他の適切な技術を用いる質量分析計11によって再帰的質量分析を可能にするイオン源である。]
[0026] 理解されるように、液体クラマトグラフィは、試料21において溶媒に溶解したイオンを他の物質から分離し、MS分析のためにそのようなイオンを放出または放射するために用いられ得る。LC位相中に起る化学的相互作用の異なるタイミングの結果、反応生成物(関心のあるイオンまたは検体を含む)は、時間の経過に従い放出される。特定の検体の放出回数は、予想される化学的相互作用に基づき推定され得る。]
[0027] 上記のように、分析計11は、3つのロッドセットQ1、Q2およびQ3を有する三重の四極質量分析計を備え得る。ロッドセットQ1およびQ3は、プロセッサ12によって(トリガエンジン14を介して)制御され得、特定のm/zを有するイオンを選択し得るかまたは特定のイオンm/zを有するイオンにフィルタをかけ得る。対照的に、Q2ロッドセットは、チャンバが備えられ、衝突セルまたはQ1から受容されたイオンをフラグメント化するフラグメンタとして動作するように構成される。結果として生じるイオンフラグメントは、検出器22によって検出されるかまたは記録される前に、ロッドセットQ3を通過し、ロッドセットQ3によって選択的にフィルタをかけられ得る。]
[0028] 光学系24または静電レンズなどの他の焦点合わせ要素はまた、検出器22にイオンを集中させるために、典型的にはQ3ロッドセットと検出器22との間の、放射されたイオンの経路に配置され得る。]
[0029] ここで図2を参照すると、そこに例示されているのは、データ記憶装置17に格納され得るようなトリガデータセット200の代表的な例である。トリガデータセット200は、少なくとも1つのトリガエントリ202を含み、各トリガエントリ202は、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定されたトリガイオン204に対応する、少なくとも1つのm/z値と、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定されたトリガイオンフラグメント206に対応する、少なくとも1つのm/z値と、トリガ時間ウィンドウ208に対応するタイミングデータと、確認データセット300にリンクを提供する固有の識別子データ210などのリンキングデータとを含む。理解されるように、各確認データセット300は、唯一の指定されたトリガイオン204/フラグメント206カプレットに特有の方法でリンクされることを必要としない。バックグラウンドノイズまたは他の妨害の場合などのいくつかの例において、理解されるように、対応する確認データセット300がフィルタをかけられる前に、2つ以上のトリガイオン204/フラグメント206カプレットが検出されるようにすることが望ましい場合がある。] 図2
[0030] また、理解されるように、対応する指定されたトリガイオン204が試料21からイオン源20によって放射されることが予期されるとき、トリガ時間ウィンドウ208は所定の時間の期間に対応する。特定の単純な用途において「ウィンドウ」が全分析期間に続くように処理され得るので、トリガ時間または走査ウィンドウのデータ208が要件ではないことも理解されるべきである。]
[0031] 図3Aに例示されるのは、データ記憶装置17に格納され得るような確認データセット300の代表的な例である。各確認データセット300は、少なくとも1つの確認エントリ302を含み、各確認エントリ302は、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定された確認イオン304に対応する、少なくとも1つのm/z値と、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定された確認イオンフラグメント306に対応する、少なくとも1つのm/z値とを含む。各確認エントリ302はまた、確認時間ウィンドウ308に対応するタイミングデータを含み得る。例示の確認タイミングウィンドウデータ308は、走査時間の継続時間(例えば、5秒)に対応する。下記の考察の文脈において理解されるように、いくつかの例において、溶離期間の開始時間は不確かであり得るが、溶離期間の継続時間はしばしば、より高い精度で推定されるかまたは知られ得る。その結果、関心のある検体に対応するLCピークの立ち上がりエッジが下記に考察される方法に従って検出されると、システム10は、予期される溶離期間の継続時間に確認イオン304に対して走査し得る。] 図3A
[0032] 各確認データエントリ302はまた、トリガデータ200において確認データ識別子210に対応する固有の確認識別子310を含む。]
[0033] 代替の実施形態(図示されていない)において、確認時間ウィンドウデータ308は、対応するトリガ時間ウィンドウ208期間と調和し得る。そのような例において、確認時間ウィンドウデータ308は確認データセット300に格納される必要がなく、対応するトリガ時間ウィンドウ208データは必要に応じCPU12によって用いられ得る。]
[0034] 図3Bに例示されるのは、データ記憶装置17に格納され得るような代替の確認データセット300Bの代表的な例である。代替の確認データセット300Bは、概して確認データセット300に対応し、少なくとも1つの確認エントリ302を含み、各確認エントリ302は、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定された確認イオン304に対応する、少なくとも1つのm/z値と、少なくとも1つのm/z値であって、そのようなm/z値の各々は指定された確認イオンフラグメント306に対応する、少なくとも1つのm/z値とを含む。各確認エントリ302はまた、確認時間ウィンドウ遅延308Bに対応するタイミングデータを含み得る。] 図3B
[0035] 理解されるように、認定データが所望される(すなわち、関心のある特定の検体の存在に関する決定)プロテオミクスなどの特定の分析用途において、単一の走査(または限定された数の走査)を行い、確認イオン304および確認イオンフラグメント306の存在を確認することが有利であり得る。理解されるように、例えば、トリガイオン204は、関心のある検体に対応するLCピークの立ち上がりエッジにおいてたぶん検出されるであろうが、対応する確認イオン304およびフラグメント306の走査は、確認時間ウィンドウ遅延308Bによって遅延させられ得、予期されるLCピーク頂点に対応し得る。]
[0036] ここで図4Aを見ると、そこに例示されるのは、分析中の第1の時に、この例では分析期間の開始時または分析期間の開始近くでデータ記憶装置17に格納され得るようなデューティサイクルリスティング400の代表的な例である。デューティサイクルリスティング400における各デューティサイクルエントリ402は、指定された前駆イオン404に対応するm/zデータと、対応する走査ウィンドウ時間フレーム408と共に、指定されたイオンフラグメント406に対応するm/z値とを含む。図4Bに例示されるのは、分析中の第2の時に、例えば分析期間の開始の約8秒後にデータ記憶装置17に格納され得るようなデューティサイクルリスティング400’の代表的な例である。] 図4A 図4B
[0037] 理解されるように、動作時、CPU 12/MRMトリガエンジン14は、トリガデータセット200および確認データセット300に応答する。より詳細に下記に考察されるように、トリガエンジン14は、MRM分析中、デューティサイクルリスト400を管理するように構成されており、その結果、分析期間中、指定された前駆イオン404およびイオンフラグメント406カプレット402は、トリガ200および確認300データセット、ならびに検出器22から受信されたデータに基づいて、時間の経過と共に、デューティサイクルリスト400に追加され、そしてデューティサイクルリスト400から除去される。同様に、トリガエンジン14は、デューティサイクルリスティング400においてイオン/フラグメントカプレット404、406を利用し、質量分析計Q1およびQ3の動作を調節し、対応する前駆イオン404および確認イオンフラグメント406にフィルタをかける。]
[0038] 図5は、全体的に500として参照され、分析期間中、分析計システム10によって実行される方法のステップを説明する。典型的には、分析期間が開始される前に、関心のある検体が決定される(その検体に対して試料が分析される)(ブロック502)。上記のように、関心のある各検体に関して、1つ以上のカプレットであって、各カプレットは、指定された前駆イオン204と、対応する指定されたイオンフラグメント206とを備えている、1つ以上のカプレットは、トリガデータセット200におけるトリガエントリ202に格納され得る。対応するトリガ時間ウィンドウ208もまた、決定されそして格納される(ブロック504)。] 図5
[0039] 確認データセット300もまた、決定されそしてデータ記憶装置17に格納される(ブロック506)。理解されるように、典型的には、一イオンは複数のイオンフラグメントにフラグメント化する。従って、多くの場合、トリガカプレット202に対応する確認データカプレット302は、同じ前駆イオン204、304を共有する。]
[0040] 理解されるように、トリガデータ200(対応するトリガ時間ウィンドウ208と共に、指定された前駆イオン204および指定されたイオンフラグメント206)および関心のある多数の検体に対する関係のある確認データ300は、事前に計算され、データのライブラリとしてデータ記憶装置17に格納され得、単純に索引を付けられ、ユーザ、およびI/Oデバイス16を利用するCPU12によって検索され得る。]
[0041] デューティサイクルリスト400は、開始され、トリガデータ200からの指定された前駆イオン204および指定されたイオンフラグメント206カプレット402によって占有され、トリガデータ200は、分析期間を開始するか、または分析期間の開始と同時に起るトリガ時間ウィンドウ208を有する。図4Aは、分析期間の開始時に存在し得るような例示のデューティサイクルリスト400を示す。ユーザは、次いで、典型的には分析期間を開始する命令を入力し(典型的にはI/Oデバイス16によって)、トリガエンジン14は、その命令を受信すると分析期間を開始するようにプログラムされている(ブロック510)。] 図4A
[0042] 分析期間が開始されたとき、イオン源20は、試料21からイオンを放射することを開始するように起動される(これは、上記に概説されたLCフェーズの開始であり得る)(ブロック512)。理解されるように、試料の化合物は、例えば被験者から取られた体液を含み得、その体液は、しばしば、関心のある薬品代謝産物および被験者からの無関係の内生イオンの両方を含む。]
[0043] システム10は次いで、デューティサイクルリスティング400にリストされる指定された前駆イオン404のための放射イオンに選択可能にフィルタをかけるように構成されている(ブロック514)。理解されるように、デューティサイクルリスティング400にリストされる前駆イオン404のうちの少なくとも1つ(ほとんどではないとしても)(および指定されたイオンフラグメント406)は、トリガデータ200におけるトリガイオン204(およびトリガイオンフラグメント206)に対応する。点線530によって示されるように、CPU12/トリガエンジン14は、デューティサイクルリスティング上の指定された前駆イオン404を通って速やかにかつ繰返して循環するようにプログラムされ、指定された前駆イオン404のためにイオン源20から受信されたイオンにロッドセットQ1が選択可能にフィルタをかけるようにさせる。]
[0044] フィルタのかけられたイオン404(これは、上記のように少なくとも1つのトリガイオン204を含む)は次いで、フラグメント化モジュール/ロッドセットQ2によって受信され、フラグメント化される(ブロック516)。フラグメントは次いで、Q3ロッドセットによって受信され、Q3ロッドセットは、デューティサイクルリスティング400における指定されたイオンフラグメント406に対して走査するか、または該イオンフラグメント406にフィルタをかけるようにトリガエンジン14によって制御される(ブロック518)。そのような指定されたイオンフラグメント406は(もしあれば)、検出器22に衝突することが可能となる。理解されるように、ブロック514〜518のフィルタリング、フラグメント化およびフィルタリングステップは、典型的にはすべて、デューティサイクルリスト400におけるトリガエンジン14の次のカプレット402への循環の前に、1つのイオン/フラグメントカプレット402に対して行われる。]
[0045] 検出器22が指定されたトリガイオンフラグメント206を検出する場合(ブロック522)、トリガエンジン14は、システム10が少なくとも1つの確認イオンフラグメントに対して走査するようにプログラムされ得る。理解されるように、特定の閾値は、トリガイオンフラグメント206を「検出する」ように事前に決定され得、特定量のトリガイオンフラグメント206は、トリガイオインフラグメント206が「検出された」と考えられるようにするために検出されなければならない。同様に、トリガエントリ202における複数のトリガイオン204/フラグメント206カプレットが「検出」されなければならない場合、トリガエンジン14は、システム10が確認イオンフラグメントに対して走査する前に、そのような複数のトリガイオン204/フラグメント206カプレットが検出されたことを決定するようにプログラムされ得る。]
[0046] トリガエンジン14は、指定されたトリガイオンフラグメント206(および指定されたトリガイオン204)に対応する確認エントリ識別子210を決定し、デューティサイクルリスティング400に、(整合識別子210、310によってリンクされた)確認イオン304および確認イオンフラグメント306の1つ以上の対応する確認カプレット302を追加し、デューティサイクルリスティング400に追加される走査ウィンドウデータ408を計算するかまたはさもなければ決定する(ブロック524)。再び図4Aおよび図4Bを簡単に参照すると、指定されたイオン204/指定されたトリガイオンフラグメント206カプレット202’が検出された後、例示のデータは、デューティサイクルリスティング400、400’の更新の例を提供する。(整合する確認識別子310、210を検出されたトリガカプレット202’と共有する)対応する確認エントリ302’における指定された確認イオン304および指定された確認イオンフラグメント306データは、計算されたトリガウィンドウデータ408と共に、エントリ402*としてデューティサイクルリスティング400’に追加された。追加されたエントリ402*に対する例示の計算されたトリガウィンドウデータ408*から分かり得るように、トリガエンジン14は、分析期間の開始から約5秒でカプレット202’を検出し、理解されるように、対応する走査ウィンドウの継続時間308(この場合、3秒)の継続時間における5秒の検出時に開始するので、トリガウィンドウデータ408*を計算し、結果として「5秒〜8秒」のエントリ408*をもたらす。] 図4A 図4B
[0047] 時間が経過し、クロックモジュール18によって追跡され得るように分析期間の時間が進むと、デューティサイクルリスティングが更新される(ブロック526)。分析期間が様々なトリガ時間ウィンドウ208内に動くと、指定されたトリガイオン204およびイオンフラグメント206の対応するカプレット202は、デューティサイクルリスティング400に追加される。同様に、分析期間の時間が様々なトリガ時間ウィンドウ408を越えて動くと、指定されたトリガイオン404およびイオンフラグメント406の対応するカプレット402は、デューティサイクルリスティング400から除去される。]
[0048] 理解されるように、ブロック526において実行される更新中、トリガ時間ウィンドウ408が通過して、指定されたトリガイオン204、404およびイオンフラグメント206、406の対応するカプレット202、402がデューティサイクルリスティング400から除去されたとき、同様に、確認イオン304、404およびイオンフラグメント306、406の対応するカプレット302は、デューティサイクルリスティング400から除去される。プロセスは、分析期間が完了し、イオン放射が終了するまで、様々なステップ514〜526を通して循環する。]
[0049] 従って、例えば、図4Aおよび図4Bの両方を参照することによって、分析期間の開始時または分析期間の開始近くのデューティサイクルリスティング400を例示的データの分析期間内約7秒であるように見えるデューティサイクルリスティング400’と比較することが可能である。見られ得るように、402”’によって指し示されるイオン/フラグメントカプレットの走査ウィンドウ408は通過したので、このカプレット402”’は、デューティサイクルリスティング400’から除去された。同様に、分析時間がトリガデータセット200においてイオン/フラグメントカプレット202”に対してトリガまたは走査ウィンドウ208の範囲の中に動くと、そのような対応するカプレット402”がデューティサイクルリスティング400’に追加された。理解されるように、ブロック526の更新ステップは、トリガまたは走査ウィンドウを含まない用途においては不要である。] 図4A 図4B
[0050] 理解されるように、制御器12は、様々な指定されたイオン/フラグメントカプレットの量および従って関心のある対応する検体の有無を識別する報告を作成し得る(ブロック528)。理解されるように、確認カプレット302の量は、対応するトリガカプレット202の量に近似し、対応する関心のある検体の量および存在の両方を確認する。]
[0051] 従って、本明細書において示されかつ説明されるものは本発明の好ましい実施形態を構成するが、本発明から逸脱することなく様々な変更がなされ得、本発明の範囲が添付の特許請求の範囲において定義されることは、理解されるべきである。]
权利要求:

請求項1
試料内の検体を分析するシステムであって、(a)該試料からイオンを放射するイオン源と、(b)該イオン源から該イオンを受容するように適合されている質量分析計であって、該質量分析計は、(i)該イオン源から受容されたイオンにフィルタをかける第1の質量フィルタと、(ii)該第1の質量フィルタから受容されたイオンをフラグメント化するように構成されているイオンフラグメンタと、(iii)該イオンフラグメンタから受容されたイオンフラグメントにフィルタをかけるように構成されている第2の質量フィルタと、(iv)該第2の質量フィルタから受容されたイオンフラグメントを検出するように構成されている少なくとも1つの検出器とを含む、質量分析計と、(c)該質量分析計に動作可能に連結された制御器であって、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、制御器と、(d)少なくとも1つのトリガエントリを有するトリガデータセットであって、各トリガエントリは、(i)指定されたトリガイオンと、(ii)指定されたトリガイオンフラグメントと、(iii)トリガ時間ウィンドウと、(iv)確認データセットとを含む、トリガデータセットとを備え、(e)各確認データセットは、少なくとも1つの確認エントリを有し、各確認エントリは、(i)指定された確認イオンと、(ii)指定された確認イオンフラグメントとを含み、(f)該制御器は、該トリガデータセットに応答し、各トリガエントリに対するトリガ時間ウィンドウの間、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成され、(g)該検出器によって、該指定されたトリガイオンフラグメントが検出されると、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、指定された確認イオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、システム。
請求項2
前記制御器に動作可能に連結されたデータ記憶装置をさらに備え、該データ記憶装置は、前記検出器によって検出された前記イオンフラグメントに対応するデータを格納するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
請求項3
前記トリガデータセットは、複数のトリガエントリを備えている、請求項1に記載のシステム。
請求項4
少なくとも1つの確認データセットは、複数の確認エントリを備えている、請求項1に記載のシステム。
請求項5
前記イオン源は、液体クロマトグラフを備えている、請求項1に記載のシステム。
請求項6
前記イオン源は、MALDIイオン化源を備えている、請求項1に記載のシステム。
請求項7
少なくとも1つのトリガエントリは、複数のトリガイオンフラグメントを備えている、請求項1に記載のシステム。
請求項8
イオン源から放射されるイオンを分析するシステムであって、該システムは、(a)該イオン源からのイオンを受容し、フィルタをかけるように適合されている第1の質量フィルタと、(b)該第1の質量フィルタから受容されたイオンをフラグメント化するように構成されているイオンフラグメンタと、(c)該イオンフラグメンタから受容されたイオンフラグメントにフィルタをかけるように構成されている第2の質量フィルタと、(d)該第2の質量フィルタから受容されたイオンフラグメントを検出するように構成されている検出器と、(e)該第1および第2の質量フィルタ、該フラグメンタおよび該検出器に動作可能に連結された制御器であって、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、指定された関心のあるイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、制御器と、(f)少なくとも1つのトリガエントリを有するトリガデータセットであって、各トリガエントリは、(i)指定されたトリガイオンと、(ii)指定されたトリガイオンフラグメントと、(iii)トリガ時間ウィンドウとを含む、トリガデータセットと、(g)各トリガエントリのための確認データセットであって、各確認データセットは、少なくとも1つの確認エントリを有し、各確認エントリは、(i)指定された確認イオンと、(ii)指定された確認イオンフラグメントとを含み、(h)該制御器は、該トリガデータセットおよび該確認データセットに応答し、各トリガエントリに対するトリガ時間ウィンドウの間、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、対応する指定されたトリガイオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成され、(i)該検出器によって、該指定されたトリガイオンフラグメントが検出されると、該制御器は、該第1の質量フィルタを制御し、該指定された確認イオンにフィルタをかけることと、該第2の質量フィルタを制御し、該指定された確認イオンフラグメントにフィルタをかけることとを行うように構成されている、システム。
請求項9
前記制御器に動作可能に連結されたデータ記憶装置をさらに備え、該データ記憶装置は、前記検出器によって検出された前記イオンフラグメントに対応するデータを格納するように構成されている、請求項8に記載のシステム。
請求項10
前記トリガデータセットは、複数のトリガエントリを備えている、請求項8に記載のシステム。
請求項11
少なくとも1つの確認データセットは、複数の確認エントリを備えている、請求項8に記載のシステム。
請求項12
試料を分析する方法であって、(a)該試料からイオンを放射することと、(b)少なくとも1つの指定されたトリガイオンに対して該放射されたイオンに選択可能にフィルタをかけることと、(c)該指定されたトリガイオンをフラグメント化することと、(d)指定されたトリガイオンフラグメントに対して走査することと、(e)該指定されたトリガイオンフラグメントを検出すると、少なくとも1つの確認イオンフラグメントに対して走査することとを包含する、方法。
請求項13
(b)〜(e)は、前記指定されたトリガイオンに対応するトリガ時間ウィンドウ中に行われる、請求項12に記載の方法。
請求項14
前記トリガイオンが前記試料から放射されることが予期されるとき、前記トリガ時間ウィンドウは時間期間に応じて選択される、請求項13に記載の方法。
請求項15
(b)〜(e)は、複数のトリガ時間ウィンドウであって、各トリガ時間ウィンドウは指定されたトリガイオンに対応する、複数のトリガ時間ウィンドウ中に複数の指定されたトリガイオンに対して行われる、請求項12に記載の方法。
請求項16
前記対応するトリガイオンが前記試料から放射されることが予期されるとき、各トリガ時間ウィンドウは時間期間に応じて選択される、請求項15に記載の方法。
請求項17
前記方法中に(d)は、少なくとも2つの異なる指定されたトリガイオンフラグメントに対して実質的に同時に行われる、請求項15に記載の方法。
請求項18
前記検出された指定されたトリガイオンフラグメントおよび確認イオンフラグメントに対応するデータを含む報告を作成することをさらに包含する、請求項12に記載の方法。
請求項19
(a)は、液体クロマトグラフィを用いて行われる、請求項12に記載の方法。
請求項20
コンピュータ制御器を有する質量分析計に請求項12に記載の方法を行わせるように構成されているコンピュータ読み取り可能媒体。
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